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深夜救急とネオン街、最後に残るのは「来て良かった」の気持ち?!

ある日の晩、息子が「お腹が痛い〜!」と言い出した。

自分でトイレ行ったり、横になったりと1時間30分くらい

様子みてたんだけど、痛さが増してきたのか涙ボロボロ、布団でゴロゴロ、泣き声は本当につらそう・・・。
親としては「もしかしてヤバイ?これはもう一大事!」と慌てて深夜の救急へ。

日赤に駆け込むと、先生が念の為レントゲンを撮りましょうとのこと・・。

待合でちょっぴり不安な気持ちで待つ事数分。診察室でレントゲン写真をみながら説明を受けると

「便秘っぽくはないけど、念のため浣腸しておきますね」と。

「便秘じゃないのに浣腸って効果あるんですか?それにこんなに痛がるもんなんですか?」とやや腑に落ちない私。

すると先生が真剣な表情で

「お母さん、便秘を甘く見てはダメですよ。体質によっては本当に激痛なんですよ。救急車で運ばれる方もいるんですよ。

深刻な感じは無さそうなんで隠れ便かも。念の為浣腸と下剤で様子見ましょう」そう説明され

唸る息子は優しそうなナースのお姉さんに連れられ処置室へと消えて行きました。

                                       

またまた数分後・・・幾分か顔色が良くなった息子と会計へ。
笑顔で対応してくれる職員さんから出てきた金額はまさかの 12,000円!!!!!!

診察代に加えて深夜料金がドーン♪ その時点で息子の腹痛よりも、私の心臓の方が痛み始めました(涙)

しかも、トドメは看護師さんからの説明では「重症と診断されれば11,000円はかかりません」
ん?ん?ん?……いやいやいやいや。深刻な病気でなくてホント良かったんですけど、これ結果論ですよね?
子供がベソかきながら痛がってるのに

「ん〜これは軽症かな?どうかな?朝まで我慢させとこう」とはならなくないですか?

多分大丈夫だよなんて冷静にジャッジできるわけないでしょ。しかも夜ですよ?不安になりませんんか?
その時はただ「救急行かなきゃ!」とか思っちゃいませんか?

大人ならまだしも子供にも深夜料金をガッツリ適用って、ちょっと厳しくないですかね?(涙)
結局のところ、痛みは息子のお腹から私の財布に移動したのでした・・・・。

                                             

でも数日後、元気に過ごす息子を見て思ったんです。

あの夜に払ったのは「治療費」じゃなくて「安心料」だったんだなと。

そう考えたら、11,000円もまぁ高くない……いや、高いのはめっちゃ高いんですけど(笑)

                                         

これ、ちょっとナイトワークにも似たことが言えませんか?

非日常的な時間を過ごした後で、最後に笑顔で差し出された伝票。

「ん?思ってたよりちょっと高いな〜」と思うお会計も

最後に「やっぱり来て良かったなぁ」「ほっと出来たなぁ」「明日からまた頑張ろう」と

お客様が思えたならばそれが 『本当の価値』

                           

訪れる人にそう思わせてくれる「優しさや癒し、安心感」を与えられる場所。

結局、深夜救急もネオン街を彩るお店も 【財布は痛むけど、心は軽くなる場所】なんですよね?

(ただしお財布の痛みはじわじわ長引くかもです(笑))

                        

今夜も、キャバクラ、ラウンジ、スナック、ガールズバー、コンカフェ等

さまざまなお店で頑張っている女の子達を応援しています!

2025年9月30日 大野

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